低糖質アイスの添加物を解説①

糖質制限中だけどアイスが食べたいなぁ
罪悪感なく食べられるものはないかなぁ

糖質制限中でも大丈夫!

市販のもので、低糖質のおやつ。今回はアイスを紹介します。

SUNAOシリーズ(グリコ)

バニラ〜北海道産生クリーム〜(糖質:8.3g)アイスミルク

原材料&添加物

原材料乳製品、食物繊維(ポリデキストロース)、豆乳、水あめ、卵黄、砂糖、乳等を主要原料とする食品、バニラビーンズシード
添加物香料、安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、甘味料(スクラロース)、カロチン色素、(一部に卵・乳成分・大豆を含む)

栄養成分

エネルギー80kcal
たんぱく質2.8g
脂質3.8g
炭水化物
糖質
ー食物繊維
20.1g
8.3g
11.8g
食塩相当量0.1g

ストロベリー&ラズベリー(糖質:9.2g)アイスミルク

原材料&添加物

原材料乳製品、食物繊維(ポリデキストロース、難消化性グルカン)、豆乳、いちご果肉、砂糖、ラズベリー果肉、食塩
添加物香料、安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、酸味料、甘味料(スクラロース)、着色料(野菜色素、紅麹)、乳酸カルシウム、(一部に乳成分・大豆を含む)

栄養成分

エネルギー80kcal
たんぱく質2.6g
脂質3.4g
炭水化物
糖質
ー食物繊維
20.9g
9.2g
11.7g
食塩相当量0.1g

マカダミア&アーモンド(糖質:7.3g)ラクトアイス

原材料&添加物

原材料食物繊維(ポリデキストロース)、乳製品、豆乳、マカダミアナッツ、砂糖、アーモンド、食塩
添加物香料、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、甘味料(スクラロース)、カロチン色素、(一部に乳成分・大豆を含む)

栄養成分

エネルギー80kcal
たんぱく質1.8g
脂質4.6g
炭水化物
糖質
ー食物繊維
21.7g
7.3g
14.4g
食塩相当量0.1g

チョコモナカ(糖質:10.0g)アイスクリーム

原材料&添加物

原材料乳製品、準チョコレート、モナカ、砂糖、食物繊維(ポリデキストロース)、豆乳
添加物乳化剤、香料、安定剤(増粘多糖類)、着色料(アナトー、カロチン)、甘味料(スクラロース)、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)

栄養成分

エネルギー120kcal
たんぱく質2.6g
脂質7.2g
炭水化物
糖質
ー食物繊維
14.8g
10.0g
4.8g
塩分相当量0.1g

バニラソフト(糖質:9.9g)アイスミルク

原材料&添加物

原材料乳製品、食物繊維(ポリデキストロース)、豆乳、植物油脂、水あめ、コーン、乳等を主要原料をする食品、卵黄パウダー、バニラビーンズシード
添加物加工デンプン、香料、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、着色料(カラメル色素、カロチン)、甘味料(スクラロース)、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)

栄養成分

エネルギー120kcal
たんぱく質2.6g
脂質7.7g
炭水化物
糖質
ー食物繊維
19.4g
9.9g
9.5g
塩分相当量0.1g

チョコ&バニラソフト(糖質:9.6g)ラクトアイス

原材料&添加物

原材料食物繊維(ポリデキストロース)、乳製品、植物油脂、チョコレートシロップ、豆乳、コーン、ココア、乳等を主要原料とする食品、食塩
添加物加工デンプン、香料、乳化剤、安定剤(増粘多糖類、寒天)、着色料(カラメル色素、カロチン)、甘味料(スクラロース)、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)

栄養成分

エネルギー120kcal
たんぱく質2.3g
脂質7.6g
炭水化物
糖質
ー食物繊維
21.0g
9.6g
11.4g
塩分相当量0.1g

種類別で選ぶ【健康のために】

パッケージにも記載がありますが、市販のアイスクリーム製品には以下の4つの種類別があります。

  • 氷菓
  • アイスクリーム
  • アイスミルク
  • ラクトアイス

この中のどれが、より健康的か判断することができますか?

選ぶ基準となる目的は人それぞれかと思いますので、以下を参考にしていただければと思います。

  • 血糖値が一番上昇しやすいのが「氷菓」
  • 健康のため選ぶべきなのは、植物油脂が使われていない「アイスクリーム」

氷菓

主にかき氷タイプの製品で、カップに入ったもの、アイスキャンディータイプのものなどがあります。

ざっくり言うと、清涼飲料水(ジュース等)つまり糖質の液体が凍ったものと同じです。

液体の糖質は、あっという間に吸収されるため、血糖値が急上昇し、肥満ホルモンが出ます。

アイスクリーム

乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上のもの。

アイスミルク

乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上のもの。

アイスクリームと比べて乳成分が少ない。
その分、アイスクリームにより近い味にするために植物油脂を足しているものもあります。

植物油脂は、トランス脂肪酸が含まれています。

トランス脂肪酸とは

液体の植物油に水素加工して個体にしたもの。
心筋梗塞など心臓病のリスクを高める。極めて危険な物質。
欧米では規制が厳しくなっている。
マーガリン、ショートニングにも含まれる。

ラクトアイス

乳固形分3%以上のもの。

アイスミルクと同様に、アイスクリームと比べて乳成分が少ない。
その分、アイスクリームにより近い味にするために植物油脂を足しているものが多いです。(トランス脂肪酸が含まれています。)

注意すべき添加物【健康のために】

甘味料(スクラロース)【危険度★★★】

有機塩素化合物の一種。砂糖の600倍の甘さを持つと言われる合成甘味料です。
有機塩素化合物は、自然界にはほとんど存在せず、人間の体内でほとんど分解されず、基本的には全て毒性物質
動物実験では、脾臓と胸腺のリンパ組織の萎縮下痢に伴う体重減少流産死産が報告されています。

香料【危険度★★】

合成ものは約160品目、天然ものは約600品目あります。
毒性の強い物質も多いが一括表示のため、どの物質をいくつ組み合わせているのかは、消費者には分かりません。

安定剤(増粘多糖類)【危険度★★】

増粘多糖類は、1品目のみが添加される場合は、物質名も記載されます。
しかし、2品目以上を組み合わせ使用した場合は、一括表示となり、どれがいくつ使われているのか、消費者には分かりません。
それほど毒性が強いものはないですが、アレルギー性や発ガン性など問題があるものもあります。

乳化剤【危険度★★】

水と油を混ざりやすく、なじませるための物質です。
たくさん摂ると下痢を引き起こす物質や、発ガン性が疑われている物質動物実験で問題があった物質もあります。
一括表示のため、どの物質がいくつ使用されているのかは分かりません。

着色料(カラメル色素)【危険度★★】

カラメルⅠ:デンプンや糖蜜を加熱して作られる。
カラメルⅡ・Ⅲ・Ⅳ:カラメルⅠにアンモニウム化合物亜硫酸化合物を加えて作られる。
Ⅰ・Ⅱはそれほど問題はないですが、Ⅲ・Ⅳは発ガン性が確認されています。
消費者には、どのカラメル色素が使われているか分かりません。

着色料(カロチン色素、カロチン)【危険度★★】

700種以上ある、カロテン系、野菜、動植物由来(黄・だいだい・赤系)の色素の総称です。
具体的な色素名は消費者には分かりません。
多くは、安全性に問題はほとんどないですが、クチナシ黄色など問題があるものもある。
クチナシ黄色は、動物実験で血液異常・肝臓出血などが報告されています。

着色料(アナトー、野菜色素、紅麹)【危険度★★】

アナトー、野菜色素は、その由来から毒性はほとんどなく、安全性は高いと考えられます。
紅麹色素は、毒性は低いですが、動物実験で腎臓の一部に壊死が見られています。

酸味料【危険度★★】

天然のものは2種類、あとは化学合成のものです。
一括表示のため、どの物質をいくつ使用しているかは分かりません。
もともと食品に含まれる酸を化学合成したものが多く、毒性はほとんどないとされています。
ただし、化学合成されたものを大量摂取した場合の人体への影響は不明です。

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